The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 1999/10/10 ] DrawUp 1999/10/07



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Weekly Magazine #056

今週の総発行部数 1693 部
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今週の月

今週の危険度

月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

コ ラ ム&特集

お知らせ



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今週の月

Week '99 / 10 / 10 ~ 10 / 16
SunMonTueWedThuFriSat
月齢:1.016
10
1.016
1.037
おとめ
月齢:2.016
11
2.016
3.974
てんびん
月齢:3.016
12
3.016
8.609
てんびん
月齢:4.016
13
4.016
14.70
さそり
月齢:5.016
14
5.016
22.02
さそり
月齢:6.016
15
6.016
30.30
さそり
月齢:7.016
16
7.016
39.30
いて

月相:月齢:輝面比は21:00の値です。

月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
100.645

体育の日 沼津大茶会(静岡)
針道の暴れ山車(福島)
鹿の角切り(春日大社)
9/2
111.643
水星が月の南6゜48′に接近(16:57)
9/3
122.641

パンの日9/4
133.640

引越の日・さつまいもの日9/5
144.640
冥王星が月の北6゜37′に接近(04:34)
月最遠405,255km(22:49)
鉄道記念日(旅客鉄道)
ケベス祭り(大分)
伊東秋祭り(静岡)〜15
9/6
155.642
火星が月の南5゜05′に接近(21:49) 神嘗祭(伊勢神社)〜17
名古屋祭り〜16
お菓子の日
9/7
166.644月の赤緯が最南−20゜33’(21:10)世界食料デー9/8

月齢値は正午の値です。

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今週の危険度


週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については
危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。

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月の方位と高度


月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月

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各地の月出没時刻

札幌青森仙台東京名古屋
10/1006:0117:4306:0217:4706:0117:4806:0417:5506:1618:07
1107:0218:1107:0218:1606:5918:1907:0118:2707:1318:39
1208:0318:4108:0118:4807:5718:5107:5819:0008:0919:12
1309:0219:1408:5919:2108:5319:2608:5319:3609:0419:48
1409:5919:5009:5519:5809:4920:0409:4820:1509:5820:27
1510:5420:3110:5020:4010:4320:4610:4120:5710:5121:10
1611:4621:1711:4121:2611:3421:3211:3221:4411:4221:56
大阪広島福岡鹿児島那覇
10/1006:2118:1306:3418:2506:4218:3506:4118:3506:5118:50
1107:1818:4507:3118:5807:3919:0707:3619:0907:4419:26
1208:1419:1908:2619:3208:3419:4208:3119:4408:3620:03
1309:0919:5509:2120:0809:2920:1809:2520:2109:2920:42
1410:0320:3410:1620:4710:2320:5810:1821:0110:2021:23
1510:5621:1711:0821:3011:1521:4111:1021:4411:1122:07
1611:4722:0411:5922:1712:0622:2712:0022:3112:0122:54

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月と黄道星座


赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日09:00と21:00の位置を示します。
う お おひつじお う しふ た ご か に し し お と めてんびんさ そ り い て や ぎ みずがめ






月齢:1.016
10/10
月齢:3.016
10/12
月齢:5.016
10/14
月齢:7.016
10/16




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コ ラ ム & 特集

The Moon Age Calendar メーリングストへの投稿記事等の他、
旬の話題や注目の記事などを掲載しています。

月とコンピュータ

秋の収穫を祝う行事として定着しているお月見は、日本人ならではの感覚で四季折々の変化を巧みに捕らえていることのひとつではないかと思います。

一年を通して様々な行事を考えてみたとき、そこに太陰暦の存在を無視することはできないものです。
古の時代から月が巡る周期によって作り出された暦に照らし合わせて行くことで、それらが一層明確になってくることがあります。

しかし月は私たちの地球や太陽系の中心である太陽、そしてまたその他の惑星の引力の影響を受けながら、非常に複雑な運動をしています。
それらを全て総合した形で月の運行を正確に予想し、暦として利用して行くには極めて複雑な計算を行わなくてはならないことも、月との関わりを薄くしている要因といえるのではないかと思います。

例えば、現在私たちが用いている暦では、来月の15日は何曜日かと言うことが今日の日にちと曜日から簡単に知ることが出来ますが、旧暦の場合には簡単に行かなくなってしまいます。

月の運行の変動によって、暦月の日数が変化してしまうからです。
今年の旧暦は1月30日・2月29日・3月29日・4月30日・5月29日・6月29日・7月30日・8月29日・9月30日・10月30日・11月30日・12月29日となっています。
大の月が30日で小の月は29日となっているのですが、これらは全て月のはじめの日(朔日)を基点としているために、暦月の日数は毎年変わってしまいます。

つまり、毎年の暦月の日数を知るためにも旧暦では暦の存在が欠かせないものとなっていたのです。
西向く侍(二四六九士)が小の月という現在の暦の配列も、江戸時代に数回現れて庶民の間で覚えやすく言い使われていたものでした。

そもそも月に関わらず天体の運動は、天文学者ケプラーの発見した三つの法則とニュートンの万有引力の法則で導き出せるものです。
しかしながら、太陽系には9つの惑星と太陽を始めとする引力源があり、それらの摂動をすべて組み合わせて行くと非常に複雑なものとなってしまいます。

かつてコンピュータが登場する以前では、これらの計算を全て計算尺によって計算していました。
その計算工数は莫大なものとして間違いを誘発して行きます。
検算を行えば行うほど、その値は食い違って行くと言うことは当たり前のようなものでした。
おおよその値を得ることが出来ればそれでも充分に実用になったことも事実ですが、江戸時代には計算尺事態存在していなかったことを思えば、月と太陽の位置を正確に捉えて、月のはじめの日(朔日)を捉えることがいかに困難な事であったかが伺えます。

20世紀の終盤になってやっと登場したコンピュータによって、最も大きな力を得たものが天文学であったと言っても過言ではありません。
非常に凡長な計算を延々と繰り返しても、全くミスなく確実にその答えを導き出すことが出来る様子に、驚きと共に感動すら覚えたことを私自身忘れることが出来ません。

コンピュータの心臓部であるCPU(セントラルプロセッシングユニット)の性能向上は、その計算速度を驚くほど向上させてきました。
膨大な計算を一瞬にして成し遂げるようになった現在では、複雑で凡長な月と太陽の位置計算を瞬く間に導き出してくれます。

そうしたことの結果によって、現在多種多様な天文ソフトウェアが登場してきています。
多分に漏れず私も、恥ずかしながら月に関するいくつかのソフトウェアを、インターネットを通して多くの方々にお使い戴いています。

かつては手作業によって計算していたものが、いまやグラフィカルな画面に一瞬にして表示されて行きます。
これらを用いることで、旧暦から遠ざかってしまった私たち現代人も、古式豊かな日本人の四季の感覚を取り戻すことが出来るのではないかと思っています。

コンピュータの力を借りて、少しでも月や旧暦に親しんで戴けるよう願っています。

今月は更にリアルな月相を表示するスクリーンセーバーを公開いたしました。
詳しくは、本メールマガジンのリンクからご覧になってみて下さい。


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お知らせ

月への想いを募集します

本メールマガジンを通じて、全国の月を愛する皆さんへその想いを語ってみませんか?
エッセイや詩など、月や天文に関するものであればその形式には拘りません。
お気に入りの小物についてや、探している月に関連した書籍や情報などについて呼びかけてみて下さい。
また、観月会や天体観測会などの開催のお知らせのほか、あなたが撮影した月夜の写真のご紹介など、何でも結構です。

本メールマガジンを通じて多くのムーンフリークの輪が広がって行くことを願っています。

メールでお寄せ戴きました内容を掲載させて戴く予定ですので、皆さまのご投稿をお待ちしています。

メールはmoon@system.toまでお寄せ下さい。
なお、画像についてはアップロード先(URL)を、お知らせ下さい。


Moon Mailing List
http://moon.system.to/maillist/

The Moon Age Calendar のメーリングリストです。
天文や月について語り合いましょう。

ご投稿は下記のアドレスです。
ご投稿用アドレス moon-lst@y7.com

ご投稿は参加登録された方だけが行うことが出来ます。

新規ご加入につきましては、下記のフォームにて登録できます。
お送り戴いたメールアドレスに確認のメールが届きます。
オープン自動登録では、24時間いつでも登録が可能です。
確認メールをリプライ(返信)送信することによって登録が完了します


●新規加入申し込み

こちらから新規参加の申し込みが行えます。

お名前(ハンドルネーム)
E-mail


専用のパスワードを含んだメールが確認メールとして返ってきます。

それは例えば
confirm 199804130354630308557 お名前
といった感じのものです。

そのメールを単純にリプライ(返信)送信することによって初めて登録が済みます。

ご不明な点は下記アドレスまで、ご連絡をお願い致します。
moon-adm@y7.com または moon@system.to


本サービスは各種デジタル/ネットワーク出版サイトより発行されるものです。

今後も更なる情報の充実を図ってまいります。

また、本サービスを中止したい場合には、以下のページから解除が行えます。
The Moon Age Calendar Weekly Magazine Registration
http://moon.system.to/weekly/regist.htm
今後とも当サイト並びに、WeeklyMagagineを宜しくお願い致します。

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The Moon Age Calendar Weekly Magazine
#056
1999/10/10~10/16
MagMag ( HTML : 857, TEXT : 717)
Click in Come( HTML : 24 , TEXT : 45)
CoCode Mail ( TEXT : 32 )
Pubzine( HTML : 10 , TEXT : 8)

publisher
The Moon Age Calendar
Takeo Nonaka