The Moon Age Calendar Weekly Magazine [ 2000/03/12 ]



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Weekly Magazine #078

今週の総発行部数 2241 部
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今週の月

今週の危険度

月の方位と高度

各地の出没時刻

月と黄道星座

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NEWS & 特集

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今週の月

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Week 2000 / 03 / 05 ~ 2000 / 03 / 11
SunMonTueWedThuFriSat
月齢:6.279
12
6.279
40.99
おうし
月齢:7.279
13
7.279
52.38
おうし
月齢:8.279
14
8.279
63.68
ふたご
月齢:9.279
15
9.279
74.27
ふたご
月齢:10.27
16
10.27
83.58
かに
月齢:11.27
17
11.27
91.10
かに
月齢:12.27
18
12.27
96.45
しし

月相:月齢:輝面比は21:00の値です。

月齢危険範囲キャプション何の日旧暦
125.9047
月が牡牛座アルデバランの北1°23′に接近(17:28) パンの日
二月堂お水取り(東大寺)
2/7
136.90410上弦の月(15:59)十三参り(京都)2/8
147.90410
水星が留(07:59)
月の赤緯が最北+21°06′(23:01)
ホワイトデー2/9
158.9049
月最近369,533km(08:39) お菓子の日・靴の記念日
涅槃会 ・田県の豊年祭(愛知)
2/10
169.9048


水星が金星の北2°10′に接近(03:22)
冥王星が留(20:36)
蟹座δ星(4.2等級)の星食(21:08)
月が黄道を通過:黄緯0゜(10:53)昇交点
万国赤十字加盟記念日2/11
1710.9047
大井八幡田遊び祭り(静岡)2/12
1811.9046

月がしし座レグルス月の北01°54′に接近(09:31) 頭髪の日
浅草寺金龍の舞(浅草寺)
明治村開村記念日
2/13

月齢値は正午の値です。



今週の危険度

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週間危険度偏差は上に行くほど危険度が増すことを示します。

詳しい内容については危険度グラフ、算出方法についてはCalculateのページをご覧下さい。



月の方位と高度

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月の高度と輝面比


月の方位と高度


太陽と月



各地の月出没時刻

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札幌青森仙台東京名古屋
03/1209:27none09:34none09:39none09:49none10:01none
1310:1100:1410:2000:1110:2600:0410:3600:0310:4900:14
1411:0301:2111:1201:1711:1901:0911:3001:0711:4301:18
1512:0202:2312:1202:1812:1802:1112:2902:0812:4202:19
1613:0803:1713:1703:1313:2303:0613:3303:0413:4603:15
1714:1704:0514:2504:0114:3003:5514:4003:5414:5204:05
1815:2804:4515:3404:4315:3804:3815:4604:3815:5904:49
大阪広島福岡鹿児島那覇
03/1210:08none10:21none10:32none10:34none10:55none
1310:5600:1911:0900:3111:2000:3811:2300:3311:4600:35
1411:5001:2312:0301:3512:1401:4212:1801:3612:4101:37
1512:5002:2413:0302:3613:1402:4313:1802:3713:4102:38
1613:5303:2014:0703:3214:1703:3914:2103:3314:4303:35
1714:5904:1015:1204:2215:2304:2915:2604:2415:4604:27
1816:0504:5416:1805:0616:2805:1416:3005:1016:4905:14

時刻は左項が月出、右項が月没を示します。 none は当日に月出や月没が無い事を意味しています。


月と黄道星座

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赤い線が天の赤道、黄色い線は黄道を示します。各日09:00と21:00の位置を示します。
う お おひつじお う しふ た ご か に し し お と めてんびんさ そ り い て や ぎ みずがめ


月齢:6.279
03/12
月齢:8.279
0314
月齢:10.27
03/16
月齢:12.27
03/18










コ ラ ム

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The Moon Age Calendar メーリングストへの投稿記事等の他、
旬の話題や注目の記事などを掲載しています。

月と春分


夕闇に残る月が次第に大きく満ち始めてきました。
私たちはいにしえの時代から、この欠けては再び満ちる月を見て、再生の力のようなものを感じ取っていたようです。

巡り行く月の輝きを見続けて行くと、月は毎日同じようには昇っていないことに気が付きます。
昇り来る時間も違いますし、天に昇った時の高さも違います。

1月から2月頃には満月が頭上から見下ろすように月光を降り注いでいましたが、この時期には上弦の月が最も高く昇り、満月は観月にも適した程良い高さへと降りてきます。

月の出の位置も次第に東に寄って、いよいよ来週の春分には、真東から昇る満月を迎えます。
残念ながら月の黄緯が3度ほどずれていますので、完全に真東ではありませんが、この時期の満月は太陽とほぼ同じ道筋を辿って天を回ります。
3月19日から20日の夕方には、まさに東に満月、西に太陽と言った光景が見られることでしょう。

月の出の時間は、毎日平均で約50分ずつ遅れて行きますが、満月の出の時刻は、必ずその時期の日没と同じになります。
昼と夜の長さが等しくなるこの時期には、月もまたきっちり12時間夜空を巡ることになります。
1日に6度近くも方位を替えながら昇り来る月や太陽の動きを観察してみるのも楽しいものです。

こうした太陽を中心とした宇宙での天体の運動について考えて行くことで、なにか物事の本質のようなものが見えてきます。
それら天体の動きは1日たりとも同じと言うことがないからです。
一見すると無秩序に動いているのですが、実は引力という基本的な力で結びついているだけのことで、これだけ多彩な動きを見せてくれます。

同時に私たちの日常もまた、人々が無秩序に行動しているように見えますが、基本的には人と人の繋がりという基本的な力が基になっているのだと言うことを、夜空の星々が教えてくれます。

古来から私たちは天体の動きと日常の事柄との関連について、膨大な時間を掛けて追い続けてきたと言っても過言ではありません。

現代天文学の基礎を築いて来たのも、占星術や宗教的な天文観測者達のそうした照らしあわせの積み重ねだったと言えるでしょう。
それらを非科学的と言われるようになった現代においても、星々の動きを基にした未来予想的な星占いが私たちの心を捉えて離さないのはなぜでしょう。

そこには、厳しい環境に見える宇宙もまた大自然であり、私たちもその一部であるという考え方があるような気がします。
夜空を彩る星々や荘厳な輝きを見せる月は、私たちに安らぎと新たな活力を与えてくる大切な存在です。

それらは紀元前30世紀から引き継がれてきた、私たちの本質なのかも知れません。
そして今、科学という力を借りてやっと雲の上の世界へと近づこうとしているのではないでしょうか。

アポロ宇宙船によって、あらためて私たちの地球を、離れた視点から見せてくれました。
当たり前のことですが大陸には国境も人種の壁も見えませんでした。
私たちは初めてこの地球が1つの星であることを理解した瞬間だったのかも知れません。

しかし、この宇宙船地球号は宇宙を単独飛行しているわけではありません。
不釣り合いなほど大きな月を従えて、太陽の周囲を運動し、他の惑星と供にその軌道に協調しています。
太陽系ファミリーもまた、直径10万光年の銀河系の一部であり、その銀河も大きな島宇宙の一部でしかありません。

海の生物が地上に上がることで大きく進化したように、私たちは新たな時代を迎えようとしているのだと言う人もいます。

より複雑になる一方のこの日常の中で、押しつぶされてしまうことなく、新たな世界へと進んで行くことが、私たちに与えられた生命としての役割なのかも知れません。

夜空の星や月を見るとき、こうした大自然との繋がりや私たちの進むべき道を教えてくれるのだと思います。
満ち行く月の動きを追いながら、思いは大宇宙へと広がって行くのかも知れません。

春分を間近に控えて、夜空の月がきっと何かを教えてくれることでしょう。
春待ち遠しい今宵の月を、そっと見上げててはいかがでしょうか。




NEWS & 特集

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Weekly Magzine発行60週記念からNewsと特集として継続する事なりました。
特集は各週でお届けするPC用の壁紙画像です。

Moon & Space News

最新の天文ニュースから月に関わるものなどをピックアップしてお伝えします。
ニュースが無い場合には、お休みする場合があります。

●木星探査機ガリレオが捉えた衛星の素顔

今週公開された写真は、木星の潮汐力によって対照的な姿となったと言われる灼熱のイオと氷のエウロペという衛星の姿でした。
この2つの月に作用する潮汐力の様子を明らかにしています。

穏やかな地球とは全く違い、太陽系の中では、強い潮汐作用によって熱い溶岩を氾濫させ、火山を爆発させ、硫黄の雪を降らせています。

新しく公開された昨年11月にガリレオ探査機が撮ったこの写真には、イオの火山性地域が写っています。
カルデラ台地に沿って噴出す赤い溶岩や火山性台地の縁に沿って走る冷えた黒い溶岩などが捉えられています。
このイオの溶岩火道は、1800K(華氏)にも達し、太陽についで2番目に高温です。

それらは、この衛星が太陽系で最大の惑星である木星の潮汐作用に捕まっているために引き起こされています。
他の惑星全てを集めたよりも重い木星は、近くの衛星にとても大きな潮汐作用を与える重力場を持っているためです。

木星の最も内側を回る最大の月イオは最も高温で、潮汐作用による地殻の膨張は、30階建てビルと同じくらいの高さ(100m)にも達します。

衛星が木星の周囲を回るにつれて、膨張方向も変わり、イオの地殻を歪ませます。
金属片を素早く前後に折り曲げた時のようにイオの内部を加熱し、溶岩を絶え間なく噴出させる火山のエネルギー源となっています。
宇宙に300kmにも上がる噴煙は、ハッブル宇宙望遠鏡によっても捉えられています。

木星とその大きな衛星の重力は、互いに反対方向からイオを引き合っています。
時には同じ方向からも引っぱり、その結果、イオはフットボールのように両方向に膨張します。


詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://spacescience.com/headlines/y2000/ast08mar_1.htm

●アトランティス号アンテナの一部を破損

アトランティス号の打ち上げ準備中、作業員によってアンテナの一部を破損したとNASAが発表しました。

スペースシャトル・アトランティス号は国際宇宙ステーションの部品交換と物資供給のため、4月13日に打ち上げが予定されています。

この直径3フィートのアンテナは、打ち上げポジションに畳まれる時に作業ブリッジに強くぶつかったとのことです。

作業ブリッジは、シャトルペイロード・ベイに沿って組まれていましたが、その時ブリッジのバスケットでは誰も見ていなかったようです。
この事故がどのように起こったのか、明確には分かっていないと伝えています。

今後、このアンテナを取り替える必要があるか、簡単な修理で済むかについて、検討の上決定されます。

このアンテナは、軌道上のシャトルと管制室との間の主な通信を維持するために使用されます。

昨年10月の定期検査の際にも、作業員によってアトランティス号のウィング・フラップが傷つけられています。


詳しい記事は以下のページで確認できます。
http://www.cnn.com/2000/TECH/space/03/06/spaceshuttle.ap/index.html


今週の壁紙

4月に予定されている、国際宇宙ステーションの部品交換と物資補給のミッションが迫ってきました。

ロシアのモジュール製造が遅れる中、アメリカのスペースシャトルによる、定期ミッションが続いて行きます。

計画の遅れが続く中、7月にはロシアによるモジュール接続が開始されると発表があり、少しずつ進展が見込めそうです。

今週は、昨年5月STS-96ミッションにより捉えられた国際宇宙ステーションの全景を選んでみました。

画像サイズは600×480と1024×768ピクセルの2種類を用意しています。




お知らせ

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ドメイン及びサーバー変更のお知らせ

当サイトのドメイン及びサーバーが変更となります。
5月中旬までは従来のドメイン及びサーバーは使用可能ですが、コンテンツはすでに新ドメイン及び新サーバーに移転しています。
内部ページへのブックマークなどの変更を宜しくお願いいたします。

旧アドレス: http://moon.system.to/
新アドレス: http://moonsystem.to/   または   http://www.moonsystem.to/

従来のドメインから余り違わないドメインとなりますので分かりにくいですが、従来のmoonsystemの間のドットが無くなります。



NTT DoCoMoの携帯電話サービスのimodeに対応したWebページを正式に公開しました。

毎月の月相カレンダーに、月の出没時刻(東京)を添えています。(2000/01~2000/05)
手軽に使える掲示板やチャットなども設置しています。
今後は、更に情報の充実を目指して参ります。
http://www.moonsystem.to/imode/

表示の不都合やご要望など、info@moonsystem.toまで、ご遠慮なくお寄せ下さい。


Moon Mailing List
http://www.moonsystem.to/maillist/

The Moon Age Calendar のメーリングリストです。
天文や月について語り合いましょう。

ご投稿は下記のアドレスです。
ご投稿用アドレス moon-lst@y7.com

ご投稿は参加登録された方だけが行うことが出来ます。

新規ご加入につきましては、下記のフォームにて登録できます。
お送り戴いたメールアドレスに確認のメールが届きます。
オープン自動登録では、24時間いつでも登録が可能です。
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●新規加入申し込み

こちらから新規参加の申し込みが行えます。

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それは例えば
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といった感じのものです。

そのメールを単純にリプライ(返信)送信することによって初めて登録が済みます。

ご不明な点は下記アドレスまで、ご連絡をお願い致します。
moon-adm@y7.com または admin@moonsystem.to


本サービスは各種デジタル/ネットワーク出版サイトより発行されるものです。

今後も更なる情報の充実を図ってまいります。

また、本サービスを中止したい場合には、以下のページから解除が行えます。
The Moon Age Calendar Weekly Magazine Registration
http://www.moonsystem.to/weekly/regist.htm
今後とも当サイト並びに、WeeklyMagagineを宜しくお願い致します。



The Moon Age Calendar Weekly Magazine
# 078
2000 / 03 / 12 ~ 2000 / 03 / 18

MagMag ( HTML : 932 , TEXT : 829 )
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publisher
The Moon Age Calendar
Takeo Nonaka