The Moon Age Calendar >> Main >> Details >> Eclipse  DrawUp 1997/07/12 Renovate 2010/08/25



月 食






[ 月食中継はこちらです ]

月食とは、月が地球の影に入る現象で必ず満月の時に起こります。
日食とは違い月食の起こる時刻は、月の見えるところなら世界中どこでも同じ時刻に見ることができます。

月食は満月に起こるので、月食の時に夜になっている所なら何処からでも見ることができます。
月食の始めや終わりだけしか見られない所まで含めれば、地球の半分以上にもなります。

私達が月食を見る機会は意外に多くあります。
例えば日本では平均して5年間に4回程度月食が見られます。

日食は平均9年間に4回なのですが、地球全体とすると月食は日食よりも起こる回数が少なく
1ユリウス世紀(36252日)間に平均154.3回で、そのうち皆既月食は71.6回、部分日食が82.7回です。

多くの場合1年間に起こる月食の回数は2回ですが、1年に1回も起こらない年もありますし、3回も起こる年もあります。


1年に月食が3回起こる年
18331852189819171982202820942113


1年に月食が1回も起こらない年
19661969198019841998200220162020
20312038204220492053205620602067


日食が1年に5回起こる年には月食も必ず2回起こって、1年間の日食と月食の総数は7回となりますが、 月食が3回の年には日食が4回在るとは限りません。


月食が3回と日食が4回起こる年
1787191720942159


これまでの月食と今後の月食は以下の通りです。(日本国内)
年 月 日 月食
の始め
皆既食
の始め
食の
最大
皆既食
の終り
月食
の終り
最大
食分
2001/07/0522:41--:--23:55--:--25:15 52%
2004/05/0503:4304:5005:30月没後月没後132%
2005/10/1720:29--:--21:03--:--21:35 9%
2006/09/0803:04--:--03:51--:--04:42 19%
2007/03/0406:3007:4408:2108:5810:12123%
2007/08/28月出前18:4919:3720:2121:25148%
2008/08/1704:34--:--06:10--:--月没後 84%
2010/01/0103:52--:--04:23 --:-- 04:54 8.2%
2010/06/26 19:16 --:-- 20:38 --:-- 20:00 54%
2010/12/21 月出前 16:40 17:17 17:54 19:20 126%
2011/06/16 03:23 04:21 05:12 月没後 月没後 126%
2011/12/10 21:48 23:05 23:32 23:57 01:17 110%
2012/06/04 19:00 --:-- 20:16 --:-- 21:07 35%
2014/04/15 14:57 16:06 16:45 17:24 18:33 130%
2014/10/08 18:14 19:24 19:54 20:24 21:34 117%
2015/04/04 19:15 20:53 21:00 21:06 22:44 101%
2017/08/08 02:22 --:-- 03:20 --:-- 04:18 25%
2018/01/31 20:47 21:51 22:29 23:08 00:11 132%
2018/07/28 03:23 04:29 月没後 月没後 月没後 161%
2019/07/16 05:01 --:-- 月没後 --:-- 月没後 66%
2021/05/26 18:44 20:08 20:18 20:27 21:52

102%


オッポルツァーの日月食宝典から計算(半影月食は省略)



2014年10月8日の皆既月食

日本国内ではおよそ3年ぶりの皆既月食となります。

半影月食の始まりは17時14分と関東以南では月出前の半影食の開始となりますが、部分食の開始は沖縄八重山諸島を除き全国で見られます。

部分食の開始は18時14分で、皆既食は19時24分から20時24分、部分食の終わりは22時35分とです。


Ustreamによる月食中継も行う予定です。動画でもお楽しみ戴けます。

以下に食の進行状況を示します。


画像 Moon32s Ver2.8
時刻 月食の状態
10月08日 17時14.1分 半影食の開始
10月08日 18時14.5分 部分食の始まり
10月08日 19時24.6分 皆既食の始まり
10月08日 19時54.6分 食の最大(食分1.171)
10月08日 20時24.5分 皆既食の終了
10月08日 21時34.7分 部分食の終了
10月08日 22時35.2分 半影食の終了

●各地の月出
札幌 16:56 帯広 16:48 函館 16:59 青森 16:59
秋田 17:03 山形 17:03 仙台 17:01 福島 17:03
新潟 17:08 長野 17:13 岐阜 17:19 名古屋 17:19
甲府 17:12 静岡 17:13 東京 17:07 横浜 17:08
松江 17:35 鳥取 17:30 京都 17:24 下関 17:44
広島 17:38 岡山 17:32 神戸 17:26 大阪 17:25
福岡 17:47 長崎 17:49 熊本 17:46 鹿児島 17:47
高松 17:31 高知 17:34 徳島 17:29 那覇 18:02

●各地の日没
札幌 17:04 帯広 16:57 函館 17:08 青森 17:08
秋田 17:12 山形 17:11 仙台 17:09 福島 17:11
新潟 17:17 長野 17:21 岐阜 17:27 名古屋 17:27
甲府 17:20 静岡 17:21 東京 17:15 横浜 17:16
松江 17:42 鳥取 17:38 京都 17:32 下関 17:52
広島 17:45 岡山 17:39 神戸 17:34 大阪 17:33
福岡 17:54 長崎 17:57 熊本 17:53 鹿児島 17:54
高松 17:39 高知 17:41 徳島 17:37 那覇 18:09

上記のアニメーションをムービーでご覧戴けます。

皆既月食のため食の全体時間が長く防寒対策などにしっかりと準備して万全の体制で臨みたいものです。

食の最大が20時頃とお子さんも一緒に見ることが出来る時間帯です。

気になるお天気ですが、台風が去ったあとで少し寒気が入っていますので夕方は雲が多いかも知れません。
天気予報と観測態勢を考慮しながらじっくりと計画を立てて行きましょう。



月食進行図

防寒対策は十分に行わなければ、月食の進行をゆっくり眺めることもままなりません。
風邪など惹かないように十分な対策を行って狙った時間で短時間に観測するのがお薦めです。



以前の月食の情報はこちらです

- -

次の図は地球の影の出来方を示します。
太陽と地球の大きさの対比や距離は誇張してあります。




月食は、いつ起こるのか?

地球から見ると、月も太陽も星空の中で動いています。
月が星空で位置を変えるときに通る道を白道(はくどう)といいます。
同様に太陽が通る道を黄道(こうどう)といいます。
良く知られる黄道12星座は、星空の太陽が通る位置にある星座のことを指します。



白道は黄道のように星空を一周していますが、黄道に対して平均5度9分傾いています。
いずれも中心は地球ですので、交点が2カ所出来ることになります。
白道と黄道の交点は黄道が18.6年周期で向きを変えるため、一定の場所ではなくなります。

この交点上に太陽と月の位置が一致したときに日食となり、
1方の交点に太陽、反対の交点に月が位置するときに、月食となります。

月が交点上に位置することを昇交点・降交点と呼び、約半月(はんつき)に1度訪れますが、
満月や新月に昇交点や降交点に居なければ、日食や月食には成りません。
ですから、毎新月・毎満月に日食や月食が起きてくれないのです。




月食の色

地球の影の中には太陽の光は届かないので、月食中の月には日光が当たらず、
真っ黒になって全く見えないはずです。
ところが、実際の月食中の月は黒ずんだ赤褐色で光っています。
影に入った月が光っているのはなぜでしょう?

それは地球の大気のいたずらが原因です。
地球の影というと輪郭のはっきりした円形を想像しがちですが、
大気による屈折により影の中に光が入り込んで行くために
影と言っても真っ暗ではないわけです。

また、地球の大気に入り込んだ光は空気中の酸素や窒素の分子や塵に当たり
紫から青い光の成分は乱反射して行きます。
大気中を長く通った光は、より波長の長い赤い光の成分だけが
厚い大気を乗り越え、通り抜けて行くことができます。
例えて言えば月面上に夕焼けが映っていると考えれば分かりやすいでしょう。

同じ影の部分でもより中心部の方が暗く
縁に近い部分ほど赤色や黄色に加え緑色の成分が混ざってきます。
月食中に影の縁に近い部分を観測してみて下さい。
部分食の後半の皆既食になる直前あたりで
美しい彩りを楽しめると思います。



分かりやすく極端に誇張したものです


月食の観測

月食が始まる時刻や終わる時刻を観測することは、意外にも難しいものです。
地球の影の輪郭がぼけていることから、欠けた部分との境目がはっきりせず
望遠鏡などで倍率を上げても余計に分からなくなってしまいます。

このように月食の経過時刻を測定することはとても難しい事ですが、
地道な観測から得られた地球の影の大きさは、
幾何学的な計算により導き出した値より大きくなることが知られています。

これは地球の大気による影響で、この拡大率を測定することで
全地球的な大気の状態などを知ることもできます。

拡大率は地球の影が月面のクレーターを通過する時刻を観測して
様々の方達によって精密に測定されています。

一般によく使われるクレーターと2000年7月16日の月食の接触時間を例に示します。


火 口 名潜入時刻出現時刻
1ティコ21h23.8m0h13.1m
2グリマルディ20h59.4m23h51.8m
3アリスタルコス21h11.4m0h00.1m
4ケプラー21h10.9m0h02.8m
5ピテアス21h21.7m0h11.9m
6コペルニクス21h19.8m0h11.8m
7プラトー21h34.4m0h17.3m
8マニリウス21h36.0m0h27.9m
9アリストテレス21h43.2m0h27.2m
10ユードクソス21h42.5m0h28.0m
11メネラウス21h39.8m0h31.5m
12プリニウス21h43.5m0h35.5m
13プロクルス21h53.6m0h45.6m
14タルンティウス21h54.4m0h47.2m


堅い話ばかりとなりましたが、ただ眺めて戴くだけでも全く結構です。
みなさん、素晴らしいお月見と月食を心ゆくまでお楽しみ下さい。

季節によっては夜間冷え込みが厳しい場合があります。
冬場は防寒対策をしっかりと、夏場は防虫対策をお忘れなく。

月食時は多くの場合で危険度がピークに達していますので
観測に出かける時などは時間に余裕を持ってお出かけ下さい。
また、車の運転などにも十分に注意して下さい。



以下は過去の月食情報です。



2012年11月28日の半影月食

梅雨空に泣いた6月の部分月食からおよそ半年ぶりの半影月食です。
食の最大でも半影に月全体が入ることがありませんので正確には半影部分月食といえます。

一見すると地味に見える半影月食ですが、地球大気の状態を見ることが出来る貴重な天文現象であると言えます。

半影食の始まりは21時12分とやや遅い時間で、食の最大は23時33分(半影食食分は0.942)、半影食の終わりは翌29日1時53分で、約4時間45分に及ぶ長丁場となります。

月が遠地点のため見掛けの直径も小さく、食の最大時でも本影と月の縁は2.7′ほど離れています。
今回の月食が近地点であれば本影までもう少し近づけたことと思います。

食の最大が月の正中時に起こりますので、月の高度は非常に高く東京から福岡で75°、那覇では78°に達します。

肉眼では食の進行が分かりにくい半影月食ですが、写真撮影ではより明確に捉えることが出来ます。

Ustreamによる月食中継も行う予定ですが、動画では食が分かり難くなる可能性があります。

以下に食の進行状況を示します。


画像 Moon32s Ver2.8
時刻 月食の状態
11月28日 21時12.6分 半影食の開始
------------------- 部分食の始まり
------------------- 皆既食の始まり
11月28日 23時33.0分 食の最大(食分0.942)
------------------- 皆既食の終了
------------------- 部分食の終了
11月29日 01時53.4分 半影食の終了

●各地の月出
札幌 15:50 帯広 15:42 函館 15:56 青森 15:58
秋田 16:04 山形 16:07 仙台 16:05 福島 16:08
新潟 16:13 長野 16:20 岐阜 16:28 名古屋 16:28
甲府 16:21 静岡 16:23 東京 16:15 横浜 16:17
松江 16:44 鳥取 16:39 京都 16:34 下関 16:56
広島 16:48 岡山 16:42 神戸 16:37 大阪 16:35
福岡 16:59 長崎 17:03 熊本 16:59 鹿児島 17:03
高松 16:42 高知 16:46 徳島 16:41 那覇 17:25

●各地の日没
札幌 16:02 帯広 15:55 函館 16:08 青森 16:11
秋田 16:16 山形 16:19 仙台 16:17 福島 16:20
新潟 16:25 長野 16:32 岐阜 16:41 名古屋 16:40
甲府 16:33 静岡 16:35 東京 16:28 横浜 16:29
松江 16:55 鳥取 16:51 京都 16:46 下関 17:07
広島 17:00 岡山 16:54 神戸 16:49 大阪 16:47
福岡 17:10 長崎 17:14 熊本 17:11 鹿児島 17:14
高松 16:54 高知 16:58 徳島 16:53 那覇 17:37

上記のアニメーションをムービーでご覧戴けます。

今年二度目の月食ですが半影月食となり観測成果としてはやや見劣りしがちです。

経過時間での月食イメージ図は半影食が分かり難いため割愛させて戴きます。

半影食のため食の継続時間が長く防寒対策などにしっかりと準備して万全の体制で臨みたいものです。

食の最大が23時半頃とお子さんも一緒に見ることが出来る時間帯ではありませんが、最大食分が0.376と低く注意深く見ていなければ気がつかないこともあるほどです。
気になるお天気ですが、このところ上空に寒気が入り非常に不安定な大気の状態が続いています。
天気予報と観測態勢を考慮しながらじっくりと計画を立てて行きましょう。



月食進行図

月食の中心点は富士山の南方1680キロ、グアムの北西約985q程に位置しいますので、日本国内からは南中時に食の最大を迎えることになりますが、月の黄緯が-0.97°と外れているために半影月食となってしまいます。

月の通り道である白道が本影から大きく外れているために食の最大時でも半影が94.2%しか覆いませんので、月食としてイメージするような欠け具合には見えません。
それでも食の最大時には、本影方向が少し暗く見えるので注意深く観察すると良いでしょう 。
観測に慣れている方でも半影とクレーターの接触時刻を観測するのは非常に困難です。

また、冬の満月では南の空高く昇りますので視界の限られた場所でも比較的楽に観測することが出来ます。
しかし、防寒対策は十分に行わなければ、月食の進行をゆっくり眺めることもままなりません。
風邪など惹かないように十分な対策を行って狙った時間で短時間に観測するのがお薦めです。



2012年6月4日の部分月食

昨年末の皆既月食からおよそ半年ぶりの部分月食です。

5月21日の金環日食の興奮が残る中でのやや地味な印象の部分月食ですが、日食のような慌ただしさもなくゆっくりと観測出来るところが最大の魅力と言えます。

今年の月食は6月4日の部分月食と11月28日の半影月食のみとなりますので、早くも梅雨入りのニュースも伝わってくる頃ですが、何とか天候に恵まれゆっくりと観測出来ることを願うばかりです。

月食の中心地点が西経161度、南緯21度付近と日本ので、月の出が19時以降となる北海道西部や西日本では既に欠けた状態で月の出となる月出帯食となります。

また地球影の北端を月が通過するため最大食分は0.38で食の始めから終わりまで約120分ほどと短めです。
半影食の始まりは17時46分、部分食の始めが18時59分、食の最大が20時03分(食分0.376)、部分食の終了が21時07分、半影食が終了するのは22時19分となっています。

以下に食の進行状況を示します。


画像 Moon32s Ver2.8
時刻 月食の状態
6月4日 17時46.5分 半影食の開始
6月4日 18時59.3分 部分食の始まり
------------------- 皆既食の始まり
6月4日 20時03.2分 食の最大(食分0.376)
------------------- 皆既食の終了
6月4日 21時07.1分 部分食の終了
6月4日 22時19.9分 半影食の終了

●各地の月出
札幌 19:00 函館 18:58 帯広 18:51 青森 18:55
秋田 18:54 山形 18:49 仙台 18:47 福島 18:47
新潟 18:53 長野 18:53 岐阜 18:56 名古屋 18:54
甲府 18:49 静岡 18:48 東京 18:44 横浜 18:44
松江 19:12 鳥取 19:07 京都 18:59 下関 19:17
広島 19:11 岡山 19:06 神戸 19:01 大阪 18:59
福岡 19:18 長崎 19:18 熊本 19:15 鹿児島 19:12
高松 19:04 高知 19:05 徳島 19:02 那覇 19:12

●各地の日没
札幌 19:09 函館 19:07 帯広 19:01 青森 19:04
秋田 19:03 山形 18:58 仙台 18:56 福島 18:56
新潟 19:02 長野 19:02 岐阜 19:04 名古屋 19:03
甲府 18:58 静岡 18:56 東京 18:53 横浜 18:53
松江 19:19 鳥取 19:14 京都 19:07 下関 19:24
広島 19:19 岡山 19:13 神戸 19:08 大阪 19:07
福岡 19:25 長崎 19:25 熊本 19:22 鹿児島 19:19
高松 19:12 高知 19:12 徳島 19:09 那覇 19:18
上記のアニメーションをムービーでご覧戴けます。

今年最初の部分月食ですが、日本では食の始めから終わりまで全て見ることが出来る地域が限られ月出帯食となる地域は月出時刻の確認が必要です。
地球影の北端を月が進むため部分食の開始から終了までは約1201分で部分食としては比較的短い月食となります。

食の最大が20時頃とお子さんも一緒に見ることが出来る時間帯ですが、最大食分が0.376と低く注意深く見ていなければ気がつかないこともあるほどです。
気になるお天気ですが、このところ上空に寒気が入り非常に不安定な大気の状態が続いています。
天気予報と観測態勢を考慮しながらじっくりと計画を立てて行きましょう。



月食予想画像



月食進行図

月食の中心点はハワイの南方約5500キロ程のニュージーランド北東部に位置していますので、日本国内からは月出の際に月食が始まっている月出帯食となる地域があります。

月の通り道である白道が本影の中心から大きく外れているために食の時間は部分食でもやや短めで、半影月食との色合いの違いもあまり明確にならない場合もありますので、注意深く観察すると良いでしょう 。
観測に慣れている方は主なクレーターとの接触時刻を観測されることをお薦めします。

また、南東の空低くしか昇らない初夏の満月となりますので出来るだけ視界の開けたところでなければ食の全てを観測するのは難しいかも知れません。
南東方向が地平線(水平線)まで見渡せる高台などでゆくっりと見守りましょう。




画像をクリックするとアニメーションウィンドウを開きます(Adobe Flash)



2011年12月10日の皆既月食

雨に見舞われた梅雨時の月出帯食からおよそ半年ぶりの皆既月食です。

太平洋側では晴天率が高い時期で期待が持てますし、週末の土曜の夜に皆既食となるため多くの方々にとって絶好の観測チャンスとなりそうです。

地球影の南端を月が通過するため皆既食は約53分ほどと短めです。
半影食の始まりは10日20時31分、部分食の始めが21時45分、皆既食の始まりが23時5分、食の最大が23時31分(食分1.110)、皆既食の終了が23時58分、 部分食の終了が11日01時18分、半影食が終了するのは2時31分となっています。

以下に食の進行状況を示します。


画像 Moon32s Ver2.8
時刻 月食の状態
12月10日 20時31.8分 半影食の開始
12月10日 21時45.4分 部分食の始まり
12月10日 23時05.7分 皆既食の始まり
12月10日 23時31.8分 食の最大(食分1.110)
12月10日 23時58.0分 皆既食の終了
12月11日 01時18.3分 部分食の終了
12月11日 02時31.7分 半影食の終了

●各地の月出
札幌 15:42 函館 15:48 帯広 15:34 青森 15:51
秋田 15:58 山形 16:01 仙台 15:59 福島 16:02
新潟 16:07 長野 16:14 岐阜 16:24 名古屋 16:23
甲府 16:16 静岡 16:18 東京 16:11 横浜 16:12
松江 16:39 鳥取 16:34 京都 16:29 下関 16:52
広島 16:44 岡山 16:37 神戸 16:32 大阪 16:31
福岡 16:55 長崎 16:59 熊本 16:55 鹿児島 16:59
高松 16:38 高知 16:42 徳島 16:36 那覇 17:23

●各地の日没
札幌 15:59 函館 16:06 帯広 15:52 青森 16:09
秋田 16:15 山形 16:18 仙台 16:16 福島 16:19
新潟 16:24 長野 16:31 岐阜 16:40 名古屋 16:40
甲府 16:32 静岡 16:35 東京 16:27 横浜 16:28
松江 16:55 鳥取 16:50 京都 16:45 下関 17:07
広島 17:00 岡山 16:53 神戸 16:48 大阪 16:47
福岡 17:10 長崎 17:14 熊本 17:11 鹿児島 17:14
高松 16:54 高知 16:58 徳島 16:52 那覇 17:38
上記のアニメーションをムービーでご覧戴けます。

今年2度目の皆既月食ですが、日本では食の始めから終わりまで全て見ることが出来る皆既月食となります。
地球影の南端を月が進むため皆既食の開始から終了までは約53分で比較的短い皆既食となります。

食の最大が23時半過ぎとやや遅い時間ですが、翌日が日曜と言うことでお子さんも一緒に見ることが出来ることでしょう。
気になるお天気ですが12月上旬は晴れの特異日もあり晴天に恵まれる可能性は高く、十分に期待出来る皆既月食といって良いでしょう。



月食予想画像



月食進行図

月食の中心点は東京の南方約1500キロ程の硫黄島南西部に位置していますので、日本国内から月食の開始から終了まで全てを見届けられることになります。

月の通り道である白道が本影の中心から外れているために皆既時間はやや短めで、皆既中の月の色合いも比較的明るさを持ったものになると予想されますが、地球大気の状態などによっても皆既中の色合いは変化しますので、注意深く観察すると良いでしょう 。
観測に慣れている方は主なクレーターとの接触時刻を観測されることをお薦めします。

また、南の空高く昇る冬の満月ですので余程視界の限られたところでなければ食の全てを観測することが出来るのも冬の月食の特色です。
防寒対策をしっかりと行って皆既食の最初から最後までゆくっりと見守りましょう。




画像をクリックするとアニメーションウィンドウを開きます(Adobe Flash)



2010年12月21日の皆既月食

雨に見舞われた梅雨時の部分月食からおよそ半年ぶりの皆既月食です。

太平洋側では晴天率が高い時期で期待が持てますが、食の始まる時刻が早く月出に皆既の状態で昇ってくる月出帯食となります。

関東より南では月の出にはすでに皆既食となっていて、北に行くほど皆既前に月が昇ります。
皆既食は1時間10分ほどで、皆既食の始まりが16時40分、食の最大が17時17分、皆既食の終了が17時53分です。
部分食の終了が19時1分、半影食が終了するのは20時6分となっています。

以下に食の進行状況を示します。


画像 Moon32s Ver2.8
時刻 月食の状態
12月21日 14時27.7分 半影食の開始
12月21日 15時32.3分 部分食の始まり
12月21日 16時40.4分 皆既食の始まり
12月21日 17時17.0分 食の最大(食分1.261)
12月21日 17時53.6分 皆既食の終了
12月21日 19時01.7分 部分食の終了
12月21日 20時06.1分 半影食の終了

●各地の月出
札幌 15:54 函館 16:01 帯広 15:47 青森 16:05
秋田 16:11 山形 16:15 仙台 16:12 福島 16:16
新潟 16:21 長野 16:29 岐阜 16:38 名古屋 16:38
甲府 16:30 静岡 16:33 東京 16:25 横浜 16:26
松江 16:54 鳥取 16:49 京都 16:44 下関 17:07
広島 16:59 岡山 16:52 神戸 16:47 大阪 16:46
福岡 17:10 長崎 17:14 熊本 17:11 鹿児島 17:15
高松 16:53 高知 16:57 徳島 16:51 那覇 17:40

●各地の日没
札幌 16:02 函館 16:09 帯広 15:55 青森 16:12
秋田 16:18 山形 16:21 仙台 16:19 福島 16:22
新潟 16:27 長野 16:34 岐阜 16:43 名古屋 16:43
甲府 16:36 静岡 16:38 東京 16:31 横浜 16:32
松江 16:58 鳥取 16:54 京都 16:49 下関 17:11
広島 17:03 岡山 16:57 神戸 16:52 大阪 16:50
福岡 17:14 長崎 17:18 熊本 17:14 鹿児島 17:18
高松 16:57 高知 17:01 徳島 16:56 那覇 17:42
上記のアニメーションをムービーでご覧戴けます。

今年2度目の月食ですが、九州や中国地方では月食開始の部分食は月出前により観測出来ません。
部分食の開始から終了までは2時間45分に及びますが、 食の最大となる8時半過ぎでも月の高度が低く建物の多い地域では観測が難しいかも知れません。


月食予想画像



月食進行図

関東以北では皆既直前に月出を迎えますので、日本国内で殆どの地域で皆既食を見ることが出来ますが、沖縄県では月出間もなく皆既食が終了となります。
月の通り道である白道が本影の中心から外れているために皆既時間はやや短めで、皆既中の月の色合いも比較的明るさを持ったものになると予想されますが、地球大気の状態などによっても皆既中の色合いは変化しますので、注意深く観察すると良いでしょう 。

また、今回は近地点に近くで迎える月食のため本影領域が大きく食分の少ない割にそこそこの皆既時間に繋がっています。
観測に慣れている方は主なクレーターとの接触時刻を観測されると良いでしょう。

冬の晴れ間に昇る皆既月食に期待しましょう。
食の始まりは多くの地域で月出前となってしまいますが、早い時間に始まる月食で小さなお粉三にも見ることが出来ます。
東側に視界の開けた場所が最適です。




画像をクリックするとアニメーションウィンドウを開きます(Adobe Flash)




2010年6月26日の部分月食

元旦早々の月食からおよそ半年ぶりの部分月食なります。

晴天率の低い時期ではありますが、今年の天候は例年通りではないため梅雨の始まりが極端に遅くなる可能性があります。

月の出にはすでに半影食となっていて、西日本では西に行くほど食分が小さくなってしまいます。
食は3時間弱で、部分食の始まりが19時16分、食の最大が20時38分、食の終了が22時00分です。
そのまま半影食が終了するのは23時21分となっています。


以下に食の進行状況を示します。


画像 Moon32s Ver2.8
時刻 月食の状態
6月26日 17時16.5分 半影食の開始
6月26日 19時16.5分 部分食の始まり
6月26日 20時38.5分 食の最大(食分0.542)
6月26日 22時00.3分 部分食の終了
6月26日 23時21.4分 半影食の終了

●各地の月出
稚内 19:24 旭川 19:14 札幌 19:16 函館 19:13
帯広 19:07 釧路 19:08 青森 19:10 秋田 19:08
山形 19:03 仙台 19:00 東京 18:57 静岡 19:01
名古屋 19:07 大阪 19:12 神戸 19:13 岡山 19:18
広島 19:23 福岡 19:30 鹿児島 19:23 那覇 19:22

●各地の日没
稚内 19:26 旭川 19:16 札幌 19:18 函館 19:16
帯広 19:10 釧路 19:10 青森 19:12 秋田 19:11
山形 19:06 仙台 19:03 東京 19:00 静岡 19:04
名古屋 19:10 大阪 19:15 神戸 19:16 岡山 19:21
広島 19:26 福岡 19:32 鹿児島 19:26 那覇 19:25
上記のアニメーションをムービーでご覧戴けます。

今年2度目の月食ですが、九州や中国地方では月食開始の部分食は月出前により観測出来ません。
部分食の開始から終了までは2時間45分に及びますが、 食の最大となる8時半過ぎでも月の高度が低く建物の多い地域では観測が難しいかも知れません。


月食予想画像(ステラナビゲーター)


関東以北でも月出直後に部分食が始まりますので、日本国内では半影月食の開始は観測できません。
皆既食に比べて地味な印象のある部分月食ですが、本影と半影の境界付近では色の変化が見られるはずで、地球大気の状態によって違ってくると言われています。

また、今回は遠地点で迎える月食のため本影領域が小さく食分の少なさに繋がっています。
観測に慣れている方は主なクレーターとの接触時刻を観測されると良いでしょう。

梅雨の合間の晴れ間を狙った部分月食に期待しましょう。
食分は僅かですが月出直後から月食を楽しめますので、東南に視界の開けた場所が最適です。




画像をクリックするとアニメーションウィンドウを開きます(222kBytes)

アニメーションをムービーでもご覧戴けます。

アニメーションをYou TUBEでもご覧戴けます。




2010年1月1日の部分月食

およそ半年ぶりの部分月食となります。

日本国内で見られる月食としては、前4回が天候により観測できなかったため約9年半ぶりとなります。

元旦の早朝、極寒の中での食分10%程度の部分月食となります。

太平洋側では冬型の晴天に恵まれる可能性がありますが、食分の少ない部分食で期待感はやや低くなります。
食は4時間半程度で半影食は午前2時頃から始まり、午前6時半には月没直前に全て終了となります。
そのまま初日の出を迎える場合を考え東西に見通しの良いところでの観測がお薦めです。


以下に食の進行状況を示します。

20100101
画像 Moon32s Ver2.8
時刻 月食の状態
1月1日 02時15.3分 半影食の開始
1月1日 03時51.6分 部分食の始まり
1月1日 04時22.7分 食の最大(食分0.082)
1月1日 04時53.8分 部分食の終了
1月1日 06時30.1分 半影食の終了

●各地の月没
札幌 07:20 仙台 07:05 東京 07:02 名古屋 07:13
大阪 07:17 広島 07:29 福岡 07:36 那覇 07:28

●各地の日出
札幌 07:06 仙台 06:53 東京 06:50 名古屋 07:00
大阪 07:04 広島 07:16 福岡 07:22 那覇 07:16

上記のアニメーションをムービーでご覧戴けます。

待ちに待った皆既月食ですが日本国内では月食開始の部分食は観測出来ません。
部分食の開始から終了までは3時間30分に及びますが、
月出から1時間程度は月の高度が低く建物の多い地域では観測が困難です。

今回の月食は黄緯度差が小さく皆既食が1時間30分程度続きます。
皆既中でも月の面の様々な場所で色や明るさの違いなどを観測してみると良いでしょう。
皆既の終了間際にも色の変化が見られるはずで、地球大気の状態によって違ってくると言われています。

また、近地点で迎える月食のため地球の陰の大きさも幾何学的計算より2%以上違ってくる可能性があります。
観測になれている方は主なクレーターとの接触時刻を観測されることをお奨めします。


20100101sky
画像をクリックするとアニメーションウィンドウを開きます(222kBytes)
アニメーションをムービーでもご覧戴けます。


2007年8月28日の皆既月食

およそ3年半ぶりの皆既月食が巡ってきます。

日本国内で見られる皆既月食としては、前2回が天候により観測できなかったため6年半ぶりとなります。

まだまだ暑い盛りとなりますが夏休みの子供達にも見やすい時間帯となり好都合です。

今回の月食も条件は完全というものではありません。
日本国内では皆既直前に月出を迎えますので、半影食や部分食の始まり(第一接触)などは見られません。


以下に食の進行状況を示します。


画像 Moon32s Ver2.8
時刻 月食の状態
28日 16時52.2分 半影食の開始
28日 17時50.9分 部分食の始まり
28日 18時52.0分 皆既食の始まり
28日 19時37.4分 食の最大(食分1.309)
28日 20時22.7分 皆既食の終了
28日 21時23.8分 部分食の終了
28日 22時22.5分 半影食の終了

●各地の月出
札幌 18:13 仙台 18:09 東京 18:10 名古屋 18:24
大阪 18:28 広島 18:40 福岡 18:47 那覇 18:52

●各地の日没
札幌 18:13 仙台 18:09 東京 18:10 名古屋 18:24
大阪 18:28 広島 18:40 福岡 18:47 那覇 18:52
上記のアニメーションをムービーでご覧戴けます。

待ちに待った皆既月食ですが日本国内では月食開始の部分食は観測出来ません。
部分食の開始から終了までは3時間30分に及びますが、
月出から1時間程度は月の高度が低く建物の多い地域では観測が困難です。

今回の月食は黄緯度差が小さく皆既食が1時間30分程度続きます。
皆既中でも月の面の様々な場所で色や明るさの違いなどを観測してみると良いでしょう。
皆既の終了間際にも色の変化が見られるはずで、地球大気の状態によって違ってくると言われています。

また、近地点で迎える月食のため地球の陰の大きさも幾何学的計算より2%以上違ってくる可能性があります。
観測になれている方は主なクレーターとの接触時刻を観測されることをお奨めします。



画像をクリックするとアニメーションウィンドウを開きます(222kBytes)
アニメーションをムービーでもご覧戴けます。


一般によく使われるクレーターと2007年8月28日の月食の接触時間を示します。
精密月面図はこちらのページでご覧戴けます。
精密月面図はこちらのページ
ご覧戴けます。

火 口 名 潜入時刻 出現時刻
1 ティコ

18h29.4m

20h44.8m

2 グリマルディ 17h57.0m 20h31.0m
3 アリスタルコス 17h58.5m 20h36.6m
4 ケプラー 18h03.2m 20h38.3m
5 ピテアス 18h09.1m 20h47.4m
6 コペルニクス 18h10.8m 20h46.8m
7 プラトー 18h12.6m 20h53.0m
8 マニリウス 18h23.8m 21h01.6m
9 アリストテレス 18h21.0m 21h01.4m
10 ユードクソス 18h21.7m 21h02.1m
11 メネラウス 18h26.6m 21h04.9m
12 プリニウス 18h30.1m 21h08.3m
13 プロクルス 18h38.5m 21h17.0m
14 タルンティウス 18h41.4m 21h18.4m
番号順・時刻順のデータファイル EXCEL:20070828.xls CSV:20070828.csv

2004年5月5の皆既月食

3年ぶりの皆既月食が巡ってきます。
2001年の月食は雨に泣かされましたので、実質4年ぶりになります。
ゴールデンウィーク最終日の早朝にどんな月食を見せてくれるでしょうか。

今回の月食は決して条件の良いものではありません。
東京では皆既直前に月没を迎えますので、
より長く観測するためには関西以南の方が好条件となります。

以下に食の進行状況を示します。

時刻
月食の状態
5日 02h50m49.9s 半影食の開始
5日 03h48m12.6s 部分食の始まり
5日 04h51m56.5s 皆既食の始まり
5日 05h30m08.1s 食の最大(食分1.309)
5日 06h08m19.3s 皆既食の終了
6日 07h12m04.2s 部分食の終了
6日 08h23m26.0s 半影食の終了

5月5日の月没は04h45m(東京)です。



皆既月食ですが日本国内では月没により最後まで観測出来ません。
半影食の開始から終了までは5時間18分に及びますが、
部分食開始から月没までは1時間程度しかありません。

また、月の高度が下がるに連れて東からは太陽が昇ってきますので、
空が明るくなってくると月食中の月は姿を消して行くように見えるかも知れません。

この月食が最も適しているのは南アフリカ・中近東・インド周辺です。
日本は月食観測可能範囲の一番端に位置しています。

明るくなって行く空の中での月食がどのように見えるのか、
そのあたりが今回の月食の見所となりそうです。


アニメーションウィンドウを開きます


2001年7月5〜6日の部分月食

21世紀最初の皆既月食は雨に泣かされましたが
悲しみから半年が経ち、再び部分月食が巡ってきます。

この後の月食は3年後になり、時間的条件に恵まれた月食はしばらく巡ってきません。
しかしながら日本では梅雨の時期と重なり観測は難しい側面も持っています。

以下に食の進行状況を示します。

時刻
月食の状態
5日 21h10.8m 半影食の開始
5日 22h35.1m 部分食が始まります
5日 23h53.3m 食の最大(食分0.499)
6日 01h15.3m 部分食の終了
6日 02h39.7m 半影食の終了

7月5日の月出は18h49m(東京)です。


部分月食であるために皆既はありません。
半影食の開始から終了までは5時間30分に及びますが、
部分食は2時間40分程度と短めです。

これは、月が地球の本影の端を通るためで、
満月時の黄緯度が約0.67度ほどずれているのが原因です。

部分食の最大時を中心として、満月の変化が
今回の月食の見所となりそうです。


アニメーションウィンドウを開きます



2001年01月10日の皆既月食

21世紀最初の月食が皆既月食となります。
日本を始めアジアやアフリカ、ヨーロッパなど広範囲で見ることが出来る皆既月食ですが、
食の開始が遅く、食の最大では高度が18度と低くなってしまいます。


以下に食の進行状況を示します。

時刻
月食の状態
02h43.5m半影食の開始
03h42.0m部分食が始まります
04h49.5m月食の皆既状態の開始
05h20.6m食の最大(食分1.195)
05h51.6m皆既の終了(部分食は継続)
06h59.1m部分食の終了
07h57.6m半影食の終了

東京での日の出は06h51mです。


皆既継続時間は1時間02分と比較的短めです。
これは、月が地球の本影の端を通るためで
2000年07月の皆既月食の約半分の時間になります。

皆既の最大時を中心として、皆既中の明るさの変化が
今回の月食の見所となりそうです。



2000年7月16日から7月17日に掛けての皆既月食


およそ2年10ヶ月ぶりに皆既月食が起こります。
近年の月食の中では特に好条件となる皆既月食で、天候にさえ恵まれれば
夜半に掛けての月食をゆっくりと楽しむことが出来ると思います。

以下に食の進行状況を示します。

時刻
月食の状態
19h46.6m半影食の開始
20h57.2m部分食が始まります
22h02.1m月食の皆既状態の開始
22h55.6m食の最大(食分1.773)
23h49.1m皆既の終了(部分食は継続)
00h04.5m部分食の終了
02h04.5m半影食の終了


皆既継続時間が1時間47分という異例の長さです。
これは、月が地球の本影のほぼ中央を横断するためで
1859年2月17日の皆既月食に次いで長いものになります。

近年では1982年7月6日の月食で1時間46分と言う
皆既継続時間を記録しています。

太陽光のうち波長の長い赤い光は地球大気で屈折して本影内部に入り込むため、
本影に入った月はやや黒ずんだ赤い光で光るのが普通ですが、
今回のように本影の中心を通る場合には、赤い光も少なくなり、
食の最大時付近でどのくらい暗くなるかも興味深いところです。



1999年7月28日の部分月食


台風の接近に伴って全国的に天候に恵まれない状況の中、
何とか4時間に及ぶ撮影に成功しました。

15分間隔での撮影とネット上へのアップロードを行いながらの観測は、
非常に忙しいものでしたが、ほぼ月食の全体を捉えています。

#01#02#03#04#05#06#07#08
990728 19:15990728 19:30990728 19:45990728 20:00990728 20:15990728 20:30990728 20:45990728 21:00
#09#10#11#12#13#14#15#16
990728 21:15990728 21:30990728 21:45990728 22:00990728 22:15990728 22:30990728 22:45990728 23:00

状況時刻月高度撮影コメント
半影月食開始17時56分
準備天候最終確認 曇天(雲量多)
月の出18時40分
準備各種機材と通信回線の最終チェック

19時15分5.5度1回目雲多し撮影断念
部分食開始19時22分6.7度


19時30分8.0度2回目雲間に現れた所を撮影

19時45分10.6度3回目薄雲が掛かっています

20時00分13.0度4回目

20時15分15.4度5回目

20時30分17.7度6回目
部分食最大20時33分18.2度


20時45分20.0度7回目

21時00分22.1度8回目

21時15分24.1度9回目雲が接近中

21時30分26.0度10回目
部分食終了21時45分27.7度11回目

22時00分29.3度12回目全天の8割は晴、月だけが雲に

22時15分30.7度13回目晴天域は5割に減少

22時30分32.0度14回目厚い雲が掛かり出す

22時45分33.1度15回目雲多し撮影断念

23時00分34.0度16回目雲多し撮影断念
半影食終了23時11分34.5度


実際の影と月の関係は次のように推移していました。

画像作成:Moon32 Ver2.12d


1999年1月31日から2月1日に掛けての半影月食

気温0度にまで冷え込む中、まずまずの晴天に恵まれ
4時間に及ぶ半影月食を観測することが出来ました。

半影月食とは地球の影の中心から外れた薄い部分に月が入る現象で、
肉眼では殆ど確認することが出来ません。

通常は、光度の変化を敏感に捉える写真などに収めることで、
月食の進行状況を見ることが出来ます。

しかしながら今回の半影月食は、半影の部分にだけ月が完全に入ってしまうと言う
大変珍しい状況で、何と18年ぶりの半影皆既月食でした。

特に本影に近づく午前1時から1時30分頃においては、
肉眼でも部分的に暗くなっていることが確認できました。

以下は、半影月食の進行状況を捉え易いよう30分間隔で撮影した連続画像です。

< 23:30 〜 0:00 〜 0:30 〜 1:00 〜 1:30 〜 2:00 〜 2:30 >

実際の影と月の関係は次のように推移していました。

画像作成:Moon32 Ver2.12d

現実には半影と本影の区分はなく、本影中心に向かって次第に影が濃くなっています。
半影皆既中には本影方向の月面一部が暗くなっていることを肉眼でも確認できました。



中秋の名月と皆既月食

1997年9月17日の月食は中秋の名月と同夜と言うことで、
非常に珍しい月食でしたが、あいにく台風が日本列島を横断し
全国でも、ごく限られた地域でしか観測出来ませんでした。

そこで、今回の月食の進行状態を時間の流れと共に振り返ってみましょう。

時刻
月食の状態と空の明るさ
1:11半影食の開始
2:08部分食が始まります
3:15月食の皆既状態の開始
4:17皆既の終了(部分食は継続)
5:25部分食の終了
6:22半影食の終了

月食は9月17日午前1時11分から始まりますが、半影月食そのものは、殆ど確認できません。
実際に私達が月食として判断できるのは部分食の開始です。
月食後半では日の出前の薄明が始まります。(東京:4時頃)
月食の終了時には太陽が昇り観測は困難となります。(東京5:25)