● 天文用語 ●

[満月]


月と太陽が正反対の方向に来たときをいいます。
満ち欠けを繰り返す月が、満ちる時と言う意味から満月と呼ばれます。
満月は日没と共に空に昇り、一晩中夜空を照らして、日の出とともに沈みます。
天文学上では月と太陽の黄経の差が180度の時を満月(望)と定義します。
月齢カレンダーなどで満月とされいる日に眺める月は、どうも満月のようでないと言うお問い合わせを頂きます。
そのような日を調べてみますと、その日の午前0時から6時頃に満月を迎えることになっていることがあります。
つまり日付上は、その日が満月と言うことなのですが、実際に観月するときは夜間であるために前日の夜の方がより満月に近い月であることがあります。
カレンダーでは現実に月を見る夜の真ん中に日付という区切りがあるがために、このような問題が起きてきます。
日付だけでなく時刻を見た上で観月の日を決めるようにする事が大切です。

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