● 天文用語 ●

[日食]


太陽の前を月が横切ることによって隠される現象を言います。
日食には次の3種類があります。
1:金環日食、見かけ上、太陽が月より大きいときには完全に隠れず太陽の周辺部が月のまわりからはみだしてリング状に見える日食を言います。
2:皆既日食、月の方が太陽より大きく見えるときには、太陽は完全に月の蔭に隠されてしまう日食を言います。
3:部分日食、太陽の一部が月によって隠される日食を言います。

金環日食と皆既日食は、太陽と地球の距離と月と地球の距離によって違いが起きます。

皆既日食や金環日食は、ごく限られた範囲でしか見る事が出来ません。
地球上に投影された月の影の中心付近でのみ見ることができます。
月の影の中心は時間とともに地球上を移動して行きますので、細長い帯状の地点から見ることになり、これを皆既(金環)日食帯と言います。
この帯の外側の影の地域では、太陽の一部が月によって隠される部分日食を見ることが出来ます。
部分日食の欠け具合(食分)は、皆既(金環)日食帯に近いほど大きく、遠くなるほど小さくなります。

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